
2025年4月12日に行われた、能登復興応援イベントに登場した小学校パパママバンドのメンバーたち。活躍する皆さんに音楽に対する思いをお聞きしました。音楽との出会いからライブで感じたことまで、以下のインタビューで詳しくお届けします。
インタビュー:サカキさん、植竹さん、大倉さん
自己紹介:
サカキさん:
小中学生3人の母です。料理を作ることとお酒を飲むのが好きで、会社員引退したら小料理屋かスナック開くのが夢です。
植竹さん:
ゴルフ好きなブルースマンです。
大倉さん:
中三男子と中一女子の二児の父で、会社員としても働いています。子ども生まれる前までバンドやってたけど、子育てに追われバンド活動終了。その後、今まで作った曲を生きてるうちに音源として残そう、自分の死後に評価されるかもしれないってゴッホパターン期待して、Mac買って宅録を始めました。ここまで十数曲ネットにアップしています。
音楽との出会い:
サカキさん:
音楽の先生から歌をほめられたことがきっかけで、中学時代から音楽に興味を持ちました。高校では声楽を学び、大学ではバンドサークルにも参加して、ギターやベースを触ることで、演奏って楽しいなと感じました。社会人になると音楽から遠ざかっていましたが、最近になってママ合唱団に参加したり、今回のようにオファーを受けてボーカルを担当することになり、久しぶりに音楽に触れることができました。
植竹さん:
小学校の時父と見に行った怪獣映画(宇宙大戦争)と加山雄三のエレキの若大将の2本立てを見て加山雄三が湖畔で君といつまでもという歌を弾き語りして星由里子がうっとりしてるのを見て女子にもてるにはこれだと思ったのが始まりでした。ようは女子にモテたいの煩悩が原点です。
大倉さん:
中学生の時にルナシーのMステ見てバンド音楽にハマり、ギター買ってヒロトとマーシー、ハイスタ、ミッシェル、ブランキーなどを通り、洋楽も手を出し、ツタヤや図書館でCDを沢山借りて、音楽的感性が形成されました。
好きなアーティスト:
サカキさん:
ドリカム、イエモン、B’z、椎名林檎、superfly、やばT、最近では、娘の影響でKPOPも聴きます。
植竹さん:
ブルースはクラプトン、ジミー・ペイジ、BBking、ジミヘン、マディウォーター、Jazzはチャーリー・パーカー、バド・パウエル、コルトレーン、マイルスデイビス、アート・ブレイキー等です。
大倉さん:
ルナシー、ナンバーガール、たま、コーネリアス、ビートルズ、ビーチボーイズです。
ライブでの感想:
サカキさん:
出演者もお客さんも一体となって、楽しい空間が広がるのがとてもいいですね。ライブハウスのステージに立つなんて人生2回目くらいで緊張しましたが楽しかったです!練習不足でご迷惑をおかけしたかと思いますが、温かく見守ってもらい感謝でした。他の出演者の皆さんもとても上手で、ずっと見ていたかったです。
植竹さん:
とても楽しかったですっ!
大倉さん:
サビでコーラスしながらギターを弾く瞬間が一番気持ちよかったです。
やってみたい曲:
サカキさん:
椎名林檎さん?
植竹さん:
今のところはまだ具体的に考えていません。
大倉さん:
恐れ多いのですが、自分の曲です。
🎤インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!

<編集者の思い>
小学校パパママバンドでの出会いでそのお人柄に惹かれた、お三方にお話を伺いました。小学校を通じてつながった三人のメンバーは、演奏する姿も、その合間に交わす言葉も、とても魅力的でした。
今回のイベントでは、音楽を通じて人と人がつながり、日常の中にも希望の音が響くような時間が流れていました。「誰かの心に何かが届いたかどうか」。そんなあたたかさに満ちたステージだったと思います。今後も、TOLOCでは地域の中の“音楽を奏でる人たち”にフォーカスを当てていきます。どうぞお楽しみに🎶