2025年5月、大山で開催された「第11回いたばし結まつり」に、子どもたちと一緒に出かけました。
地域のボランティア団体やNPO、親子支援サークルなどが一堂に会し、相談・物販・体験・飲食・ステージ発表まで盛りだくさん。地域の「人と人とがつながる」「ボランティア・市民活動に出会う」イベントでした。
屋外では、さまざまな団体がテントを並べて活動を紹介していました。

こちらは「JHC志村」さんの手づくり品の販売ブース。焼き菓子や小物などが並んでいました。家族連れも多く、穏やかな空気。

お子さんに人気だったのは、「わなげ」や「釣り竿ヨーヨー」、そしてキーホルダーづくりなどの体験型ブース。「考える物づくり教室」や「WakuWakuサロン」など、手づくりの温かみを感じる団体が多かったのが印象的です。
今回は時間の都合ですべてを回れませんでしたが、飲食コーナーも大人気。
- 「おにぎり 鈴丸」さんの“玉子焼きと塩昆布マヨ”は板橋のいっぴん。
- 「つぼ焼いも よかや」さんの焼きいもやチップスは子どもにも大好評。
- 「にこにこ食堂」さんの本格珈琲や創作ドリンクにも長い列ができていました。
それぞれの団体が、地域の味や想いを“おいしさ”で届けてくれていました。
🍓 みなぱ食堂のいちごサンドで笑顔に
今回の「いたばし結まつり」で、息子が一番喜んだのは、「みなぱ食堂」さんのいちごのフルーツサンドでした。ふわふわのパンに甘酸っぱいいちごとクリームがたっぷり。一口食べて「おいしい!」と笑顔を見せてくれました。
「みなぱ食堂」は、板橋区弥生町にある地域密着型のコミュニティカフェ「やよいカフェ&Bar」が運営しています。「みなぱ」とは、アイヌ語で「みんなで笑う」という意味だそうで、地域の誰もが気軽に立ち寄れる場所を目指しているとのことです。店員さんの明るく元気な接客にも、こちらが元気をもらいました。いたばしTIMES+1いたばしTIMES+1
詳しくは、公式Instagramをご覧ください。
👉 やよいカフェ&Bar(みなぱ食堂)公式Instagram
🍠 よかやのつぼ焼きいもでほっこり
また、会場では「つぼ焼きいも よかや」さんのブースも出ていました。以前、板橋区板橋にあるお蕎麦屋さん「蕎麦居酒屋 よかや」に訪れた際、店主と奥様とお話しさせていただいたことがあります。その際、子ども食堂をされているというお話を伺い、地域への思いに感動しました。
「よかや」さんのつぼ焼きいもは、特製の大きな壺でじっくり2時間焼き上げるこだわりの一品。中はしっとり甘く、皮はパリッと香ばしい、まさに絶品です。itabashi-ippin.com+1Instagram+1
詳しくは、公式Instagramをご覧ください。
👉 蕎麦居酒屋 よかや公式Instagram

屋内ホールでは、地域の演奏団体やチアグループによるステージ発表も。
私たちは「板橋ブラス」さんによるブラスアンサンブルを鑑賞しました。『ドラゴンクエスト』の序曲や『となりのトトロ』のメドレーなど、子どもたちにもなじみのある選曲で、会場からは自然と手拍子が起こっていました。
<編集後記>
1時間ほどの滞在でしたが、「活動を知る」「想いに触れる」その両方が叶う時間でした。普段、地域ですれ違っていた誰かが、実はすぐそばで「誰かのために動いている」こと。
このまちには、安心して立ち寄れる場所、誰かの想いでつくられている場所が、こんなにもあったのです。今後は言葉や写真を通して、そうした声をTOLOCでもつないでいけたらと思います。
【パンフレットから:こんな団体も参加していました】
- ほんわかスマイル:障がいのある子のママたちのハンドメイド販売
- 空色のアトリエ:大人の発達障がい者の居場所作り
- PIARAS:手漉き和紙のグッズ展示販売
- ビリーバーズ板橋:不登校の子の保護者相談
- 後見支援東京:成年後見・終活相談
- 考える物づくり教室:昔遊び・工作・ロボット展示
…など、たくさんの団体が参加していました。
🤝全ての団体はこちら
https://ita-vc.or.jp/?page_id=29953
<最後に>
結(ゆい)まつりという名前のとおり、見えない「糸」がたくさん結ばれていた一日。こうして地域の活動がゆるやかにつながっていくこと、そこに子どもたちが自然といること。そんな当たり前こそが大切なのだと感じました。